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省エネ・再エネリフォーム事例 戸建住宅-06

1階部分をまるごと断熱化
ZEH基準で四季を通じて快適な家に

ZEH水準 ドア 断熱
断熱性能のアップデートを目指したリフォーム。省エネ+くらしの快適性UPを図りました。

住宅の概要

・建築年      :1998年 ・構造       :軽量鉄骨造 ・敷地面積     :149.52㎡(45.22坪) ・1階床面積    :56.94㎡(17.22坪) ・2階床面積    :58.88㎡(17.81坪) ・延床面積     :115.82㎡(35.03坪)

リフォームの概要

・工期  :2022年10月工事開始~11月竣工 ・工事費 :420万円(税込)
※断熱改修以外の内装工事費等も含まれます。
※金額は施工時の内容となります。
・事業者 :パナソニックホームズ株式会社
(環境共生まちづくり協会)

リフォームのポイント

断熱材(床)

床断熱材の写真
既存の床断熱材EPSビーズ法ポリスチレンフォーム45mmに現場発泡硬質ウレタン50mmを増し吹き。
すき間なく吹き付けることで、断熱性や気密性を強化しています。

断熱材(天井)

天井断熱材の写真 天井部にはロックウール100mmを敷き詰めます。

断熱材(LDK他)

外壁部内貼断熱ボードの写真 外壁部内貼断熱ボードの写真 外壁部:石膏ボードと断熱材フェノールフォーム20mmを一体化した断熱ボードを既存の壁に増し貼りすることで断熱材を二重に設置し、断熱性を強化しました。
熱交換換気設備:LDK・和室には、熱交換形壁掛換気扇を採用し、冷暖房効率を損ねないようにしました。
開口部は樹脂製内窓(Low-E複層ガラス)を設置することで断熱性能に加えて防音性能も強化しています。

玄関ドア

玄関ドア(BEFORE/AFTER) 玄関ドア(BEFORE/AFTER) 玄関ドアはカバー工法で非断熱ドアから断熱性能の高いK2仕様のドアに交換しています。

リフォームによる効果

ZEH水準省エネ住宅を達成

1階部分をまるごと断熱化して、新築当時の等級2(新省エネ基準)から等級5レベル(ZEH基準)まで向上させました。

その他

  • 断熱化による部屋間の温度差の緩和
  • 断熱性能、気密性能、防音性能(内窓設置した部屋)
  • 換気による空調負荷の軽減
  • 耐震性能は等級1レベルで、新築時から変更なし

リフォーム後の感想

特に冬の朝、断熱化の効果を実感されています。普段お過ごしになるLDKは改善した効果がよく分かるとのこと。
また、中間期は通風タイプの玄関ドアから通風することも。息子様ご一家が遊びに来られた際にも、四季を通じても心地よくお過ごしになられています。

リフォーム施工時の注意点・補助金活用

補助金活用

  • 本物件では「部分断熱等改修実証事業(国土交通省)」の補助金を活用して、外壁断熱、天井断熱、床断熱、開口部断熱、換気機器設置の工事を行いました。
協力:パナソニック ホームズ株式会社
https://homes.panasonic.com/
※物件の詳細については、上記事業者にお問い合わせください。また、本ページにおける各情報は、情報提供を目的として作成されたものであり、特定の商品の売買等を推奨・勧誘するものではありません。
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