

壁・床・天井の断熱材
壁

床

天井

概要
断熱材を壁・床・天井に導入することで、外気温の影響を抑え、室内温度を快適に保つ効果が期待できます。
これにより、冬は暖房効率が上がり暖かく、夏は冷房効果が高まり涼しい空間を実現できます。
結果的に冷暖房のエネルギー消費を削減し、光熱費を抑えることが可能です。
また、結露の発生を防ぎ、建物の耐久性を向上させる効果もあります。
さらに、防音効果も高まるため、快適な居住環境を作り出すことができ、健康面や環境面においてもプラスになります。
壁
壁の断熱材には、グラスウール、発泡プラスチック系、セルロースファイバーなどがあります。
施工方法は、充填断熱と外張り断熱が主流で、充填断熱は壁の内部に断熱材を入れる方法、外張り断熱は壁の外側に断熱材を貼り付ける方法です。
床
床の断熱材には、押出法ポリスチレンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォームなどがあります。
施工方法は、床下に断熱材を貼る「床下断熱」と、スラブ(床面)上に断熱材を敷く「基礎断熱」が一般的です。
天井
天井の断熱材には、グラスウール、ロックウール、発泡ウレタンなどがあります。
施工方法は、天井裏に断熱材を敷き詰める「敷き込み断熱」と、吹き付けて密着させる「吹き付け断熱」が主流です。