77ⅢⅢ子育て支援施設等の設置に関する配慮事項具体例・整備の目安○室内外の仕様雨の日や寒い日等外遊びができないときでも、建物内に子供が遊べるスペースがあると、大変便利です。キッズルームがあると同世代の子供を持つ親同士が集まり、自然な交流を生み出す効果もあります。キッズルームの整備に当たっては、親の目が行き届き、家具や設備、遊具などのけがの防止等安全性に配慮することが必要です。また、キッズルームの設置に当たっては、一般住宅部分と動線や配管等を明確に分離する等の配慮が必要です。将来、居住世帯の構成が変化し、キッズルームとしての用途で利用されなくなるケースも考えられます。将来のニーズの変化を想定し、他の用途への転用が可能となるような平面、設備計画とすることも必要です。以下に示すもののほか、本ガイドラインに掲載されている事項を目安にする。ff■■■滑りにくい床仕上げff ■■危険個所等へのフェンス、鍵の設置ff■■■指挟み防止措置を講じた建具の採用ff■■■壁等の出隅の面取り○授乳やおむつ替えのできるスペースを確保する。○共用トイレを設置する。○テーブル、椅子等の歓談用の家具を設置する。○本、おもちゃ等の収納家具、スペースを設置する。○施設の用途により関係する法令等の定めがある場合は、それぞれの法令等を遵守する。○施設利用者の種別により一般住宅部と分離した動線を確保する等の措置を講じる。【サービスの提供例】○近隣保育施設と連携した育児相談や一時預かりサービス○居住者向けのイベント○居住者間や地域、多世代交流等の取組○子育て支援サービスの情報提供(利用者支援事業、地域子育て支援拠点事業等の実施など)2キッズルーム
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