子育てに配慮した住宅のガイドライン
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具体例・整備の⽬安具体例・整備の⽬安⾬の⽇は通路などの床や靴が濡れ、滑って転倒する危険があります。⼦供や妊婦が安全に利⽤できるよう床の仕上げ等に配慮する必要があります。○⽞関から道路に⾄る通路及び共⽤階段、共⽤廊下等の床⾯は、⾬に濡れる等の使⽤環境を考慮した上で、⼦供や妊婦が安全に利⽤できるよう、滑りにくい材料を使⽤する。○共⽤廊下には転倒防⽌のため、床⾯からの⾼さが800㎜から850㎜の位置に⼿すりを設置し、⼿すり端部は壁側⼜は下側に曲げたものとするなど突出しない構造とする。⼦供の視野は⼤⼈に⽐べると狭いため、⽬の前の⼤きな透明ガラスに気が付かず、衝突してしまう可能性があります。割れにくいガラスの採⽤や、ガラスがあることを視覚的に知らせることなど、未然に事故を防⽌する配慮が必要です。○エントランスホールやキッズルーム、集会所等にある⾯積の⼤きな透明ガラスは、衝突による事故を防⽌するため、安全ガラスとするか、衝突防⽌シールを貼る等の視認性を⾼める措置を講じる。滑りにくい床仕上げ800〜850㎜程度55ⅡⅡ 建物を整備する際の配慮事項2 転倒防⽌3 衝突防⽌

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