子育てに配慮した住宅のガイドライン
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39ⅡⅡ建物を整備する際の配慮事項具体例・整備の目安具体例・整備の目安☞一般社団法人ベターリビングによる「優良住宅部品認定基準-内装ドア-」の「高齢者・障がい者を含む誰もが安心して生活できる社会の実現に寄与する特徴を有する内装ドアについての付加基準」を参照のこと(引き戸、折戸等も同様)☞引き残しが確保できない場合は、軽量かつ自動でゆっくり閉まる機能等を備えた引き戸を使用する。子供が自発的に行動できるよう、建具の安全性や使いやすさに配慮することが大切です。例えば、扉等に指を挟んでけがをしないような工夫や建具内にガラスがある場合は割れにくい安全ガラスを用いるなど、安全性に配慮する必要があります。○子供が指を挟まないよう、以下の対策を講じるか、その他指挟みを防止するための対策を講じる。ff■■■吊元側は子供が指を挟むおそれのある隙間(5㎜以上■■㎜未満)のない構造とする。扉の開閉の途中の状態も含める。ff ■■戸先側は次のいずれかの対策を講じる。・風の通り道に設置する開き戸には、閉鎖速度を減衰させるドアクローザー等の機能を設け、風等の外力で急激に扉が閉まらない構造とする。・戸側又は枠側に衝撃を吸収する緩衝材等を設けて、手又は足の指を挟んでも障害が生じない構造とする。○子供が指を挟まないよう、■■■㎜程度の引き残しの確保を目安に、取っ手形状や設置位置を工夫する。6建具a開き戸b引き戸

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