具体例・整備の⽬安具体例・整備の⽬安☞ CP部品(注1)など防犯性能の⾼い建物部品を採⽤する。☞ 避難計画上⽀障のない範囲で対策を実施する。注1:侵⼊者がピッキングやドア錠のこじ破りなどの⾏為を開始してから建物内部に侵⼊可能な開⼝になるまでの時間を「抵抗時間」と呼び、商品ごとに定められた試験を⾏い、抵抗時間が5分間以上であることを確認されたもので、防犯性能の⾼い建物部品の開発・普及に関する官⺠合同会議にて「防犯性能の⾼い建物部品」(CP部品)として公表されているもの近年、アレルギーを持つ⼦供が増加しています。⾼気密化などにより、住宅性能が向上するとともに、適切な換気設備の設置が義務化されるなど法整備は進んでいますが、間取りの⼯夫により採光や⾵通しなどを確保するなど、カビなどのアレルゲンの発⽣を防ぎ、また、感染症の拡⼤防⽌の観点からも、⼦供が健やかに成⻑できる住環境づくりが⼤切です。○主たる居住室の⽇照を確保するとともに、2⽅向からの通⾵を確保する。○通⾵確保のため、窓に網⼾を設置する。⼦供が⼀⼈で家にいる際の来訪者への対応は、親にとっては⾮常に⼼配です。⽇常⽣活をより安全に過ごすことのできるよう、住⼾内への不審者の侵⼊の防⽌等、犯罪の防⽌に配慮する必要があります。○防犯対策⽤の鍵を使⽤する。○室内との通話機能を有したカメラ付きインターホン等を設置する。○侵⼊が想定される階のバルコニーに⾯する窓への合わせガラスの使⽤、防犯フィルムや鍵付きクレセントの設置等の対策を実施する。244 通⾵、採光の確保5 防犯対策1 住⼾内 (1)基本性能等に関する配慮事項集合住宅編
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