25ⅡⅡ建物を整備する際の配慮事項具体例・整備の目安具体例・整備の目安具体例・整備の目安集合住宅では、子供が走る音や大声、テレビの音などに関する上下階や隣戸とのトラブルが発生しがちです。そのため、界床(注1)や界壁(注2)などの遮音性能を高めることが必要です。また、サッシなどの音を通しやすい外部開口部の遮音性にも留意が必要です。住宅性能表示制度を活用し、客観的な評価を得ることも安心に繋がります。a界床○日本住宅性能表示基準の重量床衝撃音対策における、等級4以上又は相当スラブ厚 ■㎝以上の対策を講じる。○木造については、遮音上有効な材料、工法を採用するなど、遮音性を確保するための対策を講じる。b界壁○日本住宅性能表示基準の透過損失等級(界壁)における、等級3以上の対策を講じる。○コンセントボックス、スイッチボックスその他これらに類するものが、当該界壁の両側の対面する位置に当該界壁を欠き込んで設けないこと。○界壁にボード類が接着されている場合、当該界壁とボード類の間に接着モルタル等の点付けによる空隙が生じていないこと。○木造については、遮音上有効な材料、工法を採用するなど、遮音性を確保するための対策を講じる。cサッシ○日本産業規格■■■■■■■■■■遮音性能に関する規定におけるT-2等級以上(日本住宅性能表示基準に規定される外壁開口部の透過損失等級で等級3相当)の材料を使用することが望ましい。6防音対策
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