子育てに配慮した住宅のガイドライン
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具体例・整備の⽬安具体例・整備の⽬安侵⼊窃盗等の犯罪の発⽣を防ぐためには、建物周囲に侵⼊されにくい環境を整えておくことが重要です。夜間でも建物周囲に防犯上有効となる⼀定の明るさを確保するとともに、⼈の⾏動を⾒通せる⾼さの塀や⽣垣等の設置するなど、防犯に配慮した外構計画を⾏う必要があります。○防犯上有効な明るさを確保するため、以下の対策を講じる。・⽞関の外には、⽞関灯を設置し、防犯上有効な明るさ(照度)を確保する。・⽞関および勝⼿⼝の照明設備は、周辺床⾯2m先において、3ルクス以上の平均⽔平⾯照度を確保することが望ましい。・照明を設ける際は、⾓度や位置を調整し、周辺環境に配慮する。○以下の例⽰を参考に、周囲からの⾒守りが可能となるような外構計画を⾏い、防犯対策を講じる。・敷地内は、死⾓が⽣じないプランニングとし、監視の⽬が⾏き届くようにする。・敷地内に塀等を設ける場合は、周囲からも敷地内での⼈の⾏動を⾒通せる⾼さや構造(縦格⼦や透視可能なフェンス、⽣垣等)のものとする。また、塀は住宅の窓やバルコニー等への⾜場とならないよう配慮する。・死⾓が⽣じる場合は、防犯カメラやセンサーライト、防犯砂利等により監視の⽬を補完する等対策を⾏う。135ⅡⅡ 建物を整備する際の配慮事項1 防犯対策a 防犯上有効な明るさの確保b 視認性の確保

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