子育てに配慮した住宅のガイドライン
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具体例・整備の⽬安〇リビングを計画する場合、家族が過ごす時間が充実したものとなるよう、下記の⼯夫を⾏う。(1)⽇当たり・採光や⾵通しを確保する。・窓は⽇当たり⼜は採光が良い位置に設ける。・⼦供の⽬線の⾼さに窓を配置し、⼦供が⾝のまわりの外部空間を認識しやすい位置に設ける。・通⾵を確保するため、網⼾を設置する。(2)⼦供の⾒守りに配慮した間取りとする。・⼦供の⽇中の居場所となるリビングに隣接した台所や洗濯スペース等を配置することなどにより、⾒通しを確保する。・⼦供の帰宅時や外出時に気配を認識できるような動線計画とする。(3)家族でくつろぎ、⼦供が遊び・勉強できる広さと使いやすさを確保する。・リビングの広さは12㎡(8畳相当)以上、リビングと⼀体になったリビング・ダイニングでは15㎡(10畳相当)以上を確保することが望ましい。・⼦供が学習したり、パソコン作業等をしたりできるカウンターコーナーを設けるなど、⼦供が利⽤しやすいよう配慮する。カウンターは⼦供の学習している様⼦などをキッチン等から⾒守りができる位置に設ける。(4)⼦供が親しみやすい材料を使⽤する。・内装材に⽊材を多⽤するなど、温かみのある材料を使⽤し、⼦供の健やかな成⻑を育めるよう配慮する。127ⅡⅡ 建物を整備する際の配慮事項I リビング

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