子育てに配慮した住宅のガイドライン
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具体例・整備の⽬安注1:侵⼊者がピッキングやドア錠のこじ破りなどの⾏為を開始してから建物内部に侵⼊可能な開⼝になるまでの時間を「抵抗時間」と呼び、商品ごとに定められた試験を⾏い、抵抗時間が5分間以上であることを確認されたもので、防犯性能の⾼い建物部品の開発・普及に関する官⺠合同会議にて「防犯性能の⾼い建物部品」(CP部品)として公表されているもの「令和5年版東京の犯罪」(警視庁)によれば侵⼊窃盗の発⽣場所別認知件数のうち、「⼀⼾建て住宅」が最多となっています。⼦供が⽇常⽣活をより安全に過ごすことのできるよう、犯罪の防⽌するため、ドアや窓に対する「防犯対策」を講じる必要があります。○防犯対策⽤の鍵を使⽤する。○通話機能を有したカメラ付きインターホン等を設置する。なお、設置にあたっては、リビングなどに対応⽤のインターホンを設置することが望ましい。○住宅の窓のうち侵⼊が想定されるもの(※)は、避難計画上⽀障のない範囲において、合わせガラス、防犯フィルム、鍵付クレセント⼜はシャッターの設置等、侵⼊の防⽌に有効な措置を講じる。☞ CP部品(注1)など防犯性能の⾼い建物部品を採⽤する。☞ 避難計画上⽀障のない範囲で対策を実施する。※侵⼊が想定される窓の例・1階の開⼝部(⽞関・勝⼿⼝・周辺からの⾒通しが悪い場所の窓など)・2階以上に有するベランダなど⾜場に⾯している窓防犯ガラス防犯性能の⾼い窓シャッター防犯性能の⾼い錠出典:「侵⼊窃盗の防犯対策」警視庁HP1105 防犯対策1 住宅内 (1)基本性能等に関する配慮事項⼾建住宅編

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