※出典:「ベランダからの⼦供の転落事故防⽌に関するアンケート調査報告書」P26参照(令和5年3⽉東京都⽣活⽂化スポーツ局)資料:政府広報オンライン「ご注意ください! 窓やベランダからの⼦どもの転落事故」より抜粋集合住宅と⽐べ、⼾建住宅は2階ベランダ等で⼦供の転落やヒヤリ・ハットを経験した⼦育て世帯が多いといった調査結果があります(※)。⼾建住宅でもバルコニー、窓、廊下等に転落を防⽌するための⼿すりを設置する必要はあります。窓については2階以上に限らず、1階でも⼦供の転落事故防⽌への配慮が重要です。また、腰壁や窓台、⼿すりの横桟等、⾜を掛ける部分があると、⼦供がよじ登って乗り越える危険性があるため、⾜掛かりとなる部分から⼿すりまでの⾼さにも配慮する必要があります。加えて、⽬を離している時に、⼦供が窓や網⼾を開けてバルコニーに出ないように、窓にロック付や錠付クレセント等の設置、開⼝制限ストッパーや補助錠等の設置を⾏うことなども有効です。また、ソファやベッドなどの家具を⾜場にし、窓から転落することを防ぐため、窓の近くにできるだけ物を置かないよう、部屋のレイアウトの⼯夫も必要です。1062 転落防⽌・落下物による危険防⽌1 住宅内 (1)基本性能等に関する配慮事項⼾建住宅編
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